tetragonal distortion

某国立大学の若手教員のただの日記です

Independence day

ついにボスから論文を自分の責任でsubmitしても良いという許可が得られた。 以前にも触れたが、もともとボスは一言一句確認して納得してからでないと論文を出さない方針だったのと、うちの研究室では人が非常に増えたのと、ボスが諸々の学内外の仕事で年々忙…

ルーティン

最近は、次のようなルーティンで生活している。 非常に生産的で満足度も高い。 朝6時半: 起床 〜8時: 朝食、身支度、洗濯、洗い物など 8時〜8時半: 子供が遊んでいる隙に論文の原稿や研究費等の申請書を書き進める。 8時半〜9時: 子供を保育園に送り届ける…

開放

昨年度はコロナ禍で入国が遅れた外国人研究者や留学生が大量に押し寄せて来たのをお世話したり(新研究テーマの立ち上げや、現場での実験指導、ディスカッション)、拘束時間がかなり長い授業の担当が回ってきて平日が半分消失したり、諸々いろんな大きなも…

前に進むこと

毎年のことながら12月から1月は大学教員にとって繁忙期である。 卒論やら院生の学位論文の執筆指導はもちろんのこと、自分の担当授業の成績付けをやったり、各種研究費の計画書や報告書を書かないといけなかったり、学外の学会活動の仕事もそれなりに降って…

助けてあげられる学生さんと助けようがない学生さん

大学教員をやっていると学生さんの発表会等のスライドやセリフの原稿を添削する事が頻繁にある。 だいたいの学生さんの場合は1-2週間前くらいにまずは発表内容についてざっくりとした打ち合わせを行い、話の骨組みや重要なポイントの理解度の確認をしておく…

授業"負担"

今年の前期は所属専攻内でのローテーションワークで学部1年生向けのある実験の授業を担当した。 授業自体の時間が長いのと、その準備やレポートの採点のために、通常に比べて平日が2日程削られてしまった。 もちろん授業は大学教員の仕事なので、責任持って…

健康を害すると人生台無しになる

タイトルは当たり前のことしか言っていない。 しかし、最近わたしの身の回りで健康を害した結果、一気に不幸になった人がたくさん出てきた。 メンタルを病んでしまった人や、不摂生が原因で死にかけた人、高頻度で倒れる体になってしまった人、謎の難病?に…

出張が増えてきてしまった

我が家は夫婦共働き(フルタイム)である。 家事のうち料理、イベント企画、子供の保育園のお迎えを妻が、洗い物、洗濯、その他掃除、行政やらの事務仕事、保育園の送りを私がやっている。 私が仕事で出張する場合、一泊二日程度くらいなら家事が一時的にスト…

研究室の最適規模

私が所属する研究室はメンバー合計約50人で、専攻内の他の研究室(十数人~20人くらい)から比べると2~3倍くらいの大所帯である。 これまでうちのボスは数々の大型研究費を当ててポスドクや留学生を大量に受け入れて研究グループの規模を拡大してきた。 し…

研究成果報告書の業績リスト

年度末年度始めには、いろいろな研究費の報告書を作成することが多い。 国を始め研究費をくれたスポンサーへ何かしらの報告をするのは研究者として当然の義務だと思う。 ただ、いつも不毛だと思うのが、研究費ごとに提出する業績リストのフォーマット(著者名…

2023年度始め

今週は4月の最初の週なので、新メンバーを迎え入れるための準備に多くの時間を使った。 大所帯の研究室なので、まずはオフィスの席が足りるか確認しないといけない。 新メンバーと言っても、普通の学生だけでなく、研究滞在でやってくる外国人の分も考え必要…

朝活で論文執筆

先月から朝活を始めてみた。 何をしているかというと、朝6時に起きて論文を執筆したり、研究費の申請書を書いたり、発表準備など、邪魔が入ってほしくない集中が必要なタイプの仕事をしている。 大学で研究者をやっていて、とてもストレスを感じるのが、自分…